蒼穹舎は、ギャラリー・写真集出版・写真集専門書店(新刊&古書)の3部門からなっています。
ギャラリー蒼穹舎は、第一回企画展の山内道雄写真展「TOKYO」を2008年1月10日より開催したのを皮切りに、以降、沢渡朔「昭和――伊佐山ひろ子」、新倉孝雄「ワンダフル・ストリート」と展示し、現在に至ります。
書肆蒼穹舎は、年間10冊以上の新刊書を制作するほか、広く内外の新刊書、古書を扱っています。
写真編集者 大田通貴
1986年に深瀬昌久「鴉」を世に出して以来、1987年 森山大道「仲治への旅」、1990年 北井一夫「いつか見た風景」、1991年 尾仲浩二「背高あわだち草」、1992年 山内道雄「Stadt 街」など、次々と名作を世に送り出していく。
1999年からはワイズ出版の編集を担当し、森山大道「4区」、須田一政「紅い花」、長野重一「遠い視線」、大西みつぐ「遠い夏」などを制作。ヒステリックグラマーからは綿谷修と共に、井上青龍、深瀬昌久、沢渡朔、鈴木理策、小島一郎他の写真集を手がける。そのほかRAT HOLE GALLERYなど編集協力写真集も数多く手がけた。
2021年3月現在、蒼穹舎から出版された写真集は、関連本も含めて290冊弱。今も新宿御苑の小さな机で、年に10冊以上の新刊写真集を生み出しています。