既刊案内

 

山崎 茂 写真集
Afternoon 1974-1977

 

昨年出版された「東京下町景」の人物篇。飾らない東京の町のなかで、偶然出会ったのであろう市井の人々の写真。映画のワンシーンのように動き出しそうな一瞬を捉えている。いつか見た誰かを見つけられそうだ。
 
4,000円+税
2025320
300部 
B5変型 
上製本
モノクロ
ページ数:140
作品点数:135
編集:大田通貴 
装幀:加藤勝也
 
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橋本 勝彦 写真集
『帰愁』

 

誰にでも懐かしい思い出の地がある。故郷だったり長く住んだ町だったり。時々出かける旅先の町からも何か懐かしさを感じることがある。そんな景色にしばらく立ち止まって忘却の思いに駆られることもある。(あとがきより)
日本国内の様々な街の片隅を撮影している。ページをめくると、ふと遠い記憶の中を歩いているような風景に出会うかもしれない。
 
4,000円+税
2025年2月10日
200部
A4変型
上製本
モノクロ
ページ数:64
作品点数:61点
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
 
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小林 洋美 写真集
『静かな光』

 
美しく明るい太陽の光を目にすると、救われた気持ちになったり、幸福感を思い起こします。(あとがきより)
人は何かを見ている時、形を見ているだけでなく、心がただそこに向いてしまう時がある。死と生を感じている時には尚更そんな瞬間が多く訪れるのかもしれない。美しく繊細な内側の世界が表出している。
 
3,000円+税
2025年3月20日
150部
B5変型
並製本
カラー・モノクロ
ページ数:64
作品点数:56点
編集:大田通貴
装幀:清水コウ
 
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Masayo Nishimura 写真集
『Uptown Bound』

 

NY地下鉄構内に織り出される光と影を中世の教会や宗教画のように写し出した作品。
スローシャッターで撮影されたからなのか、時の重なりが静かにせまる。
2001年9月、Soho Photo Galleryで開催された個展中、数ブロック南でワールドトレードセンターが破壊された。911以前の輝けるNY、写真はその時代を纏っている。
 
4,000円+税
2024年12月
500部
B4変型
並製本
カラー・モノクロ
ページ数:48
作品点数:26点
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
 
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川廷 昌弘 写真集
『芦屋桜、咲く。』

 

桜の花はなぜ、こんなにも見る人の心を映し出すのだろうか。写真を撮るということはただ見ることを超える。この写真集は、作家の人生と心、この街の変遷を写し出している。
故郷芦屋桜の撮影は、阪神・淡路大震災の翌年から。その後約30年、ハッセルブラッドのシャッターを押してきた桜、その生命の輝きが記されている。
 
4,000円+税
2025年1月17日
300部
B4変型
上製本
モノクロ
ページ数:104
作品点数:96点
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
 
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多々良 栄里 写真集
『アンヌ・アアルトを探して』

 

2022年に亡くなった「Time As River」(蒼穹舎 2019年刊)の作者、アンヌ・アアルト。
偶然、遺品の未使用ネガカラーフィルムが友人で写真家の作者の元へやってきたことから生まれた写真群。
人は亡くなっても絆は消えることはなく、むしろ強まることを表している。
 
3,000円(税込)
2024年10月27日
150部
A5変型
並製本
カラー
ページ数:76
作品点数:64点
編集:大田通貴
装幀:清水コウ
 
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尾上 太一 写真集
『岡山県立岡山朝日高等学校』

 

写真集の冒頭に「友の憂ひに吾は泣き 吾が喜びに友は舞ふ」という言葉が捧げられている。
そんな想いを経験したことがある人ならば、他校であっても、校舎や校庭の片隅に大切なあの時の感覚を思い出すのではないだろうか。
創立150周年の母校を撮影した本。4×5および6×7センチ判のフィルムカメラで撮影されている。
 
 
5,000円+税
2024年11月21日
700部
A4変型
上製
モノクロ
ページ数:76
作品点数:68点
編集:大田通貴
装幀:柿沼充弘
 
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溝口 良夫 写真集
『帯と砂 KYOTO/ENOSHIMA

 

夏の昼下がり、先斗町の細い路地を歩いていると、むせるような暑い日差しの中を白い着物姿の芸子が歩いていた。女の中心には常に大きな帯があり、流れるように移動する。女の喜びや悲しみを腰に結むでいるようだ。(あとがきより)
性への情熱とこの世界へのまなざし。生きることは撮ることだと思わせられる純粋写真集。
溝口良夫、新たな金字塔。
 
4,500円+税
2024年11月1日
400部
A4変型
上製本
モノクロ
ページ数:176
作品点数:172点
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
 
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門井 幸子 写真集
『春 その春』

 

私の撮るものは、雪が溶けて顔を出す枯れ草や、湿地のなかで朽ちていく樹木など、ほとんどの人が目を留めることのないような自然の断片です。足元に広がるそれらの風景には、その土地の風土や自然の営み、生と死、その豊かな時間が凝縮しているように思います。(あとがきより)
春を迎える残雪の道東。目の前に立ち現れた世界へひたむきに向ける静謐な視線。
 
4,500円+税
2024年8月1日
400部 
A4変型 
上製本
モノクロ
ページ数:64 
作品点数:36点
編集:大田通貴 
装幀:門井幸子
 
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高井 博 写真集
『やとのたちもり』

 

 その土地で育っていたらこの写真は撮れなかったであろうし、村人を見ながら田舎に住んでいる私はいつまで経っても「余所者」ーよそものーでありその眼は失わないでおこうと思っています。
 やと「谷戸」は里山であり、「たちもり」は1日・朔日(ついたち)と月末(つごもり)で日月と書いてたちもりと読むそうです。私の勝手な解釈ですが時間を表す言葉として考えており「やとのたちもり」は私の造語です。(あとがきより)
 「元伊勢」といわれる場所への静かで深い、慈しみを含んだまなざし。
 
3,500円+税
2024年8月25日
200部 
B5変型 
並製本
カラー
ページ数:64 
作品点数:59点
編集:大田通貴 
装幀:加藤勝也
 
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坂上 行男 写真集
『雨の名前』

 

水にまだ あをぞらのこる しぐれかな 久保田万太郎(巻頭言より)
雨の日のぼんやりした感じが自分と似ている。そう語る作者は、あとがきに春の雨のような人物になりたいと書いている。
優しく美しい雨が降る本の中の世界。入り込んでみたいと思わせるほど、見る者を優しく刺激する。
 
4,000円+税
2024年7月7日
200部
A4変型
上製
カラー
ページ数:64
作品点数60点
編集:大田通貴
装幀:塚本明彦/赤川延美(タイプセッティング)
 
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椎葉 恒吉 写真集
『QUARTER LIGHT LANDSCAPES』

 

この本に収められた写真は、すべて私の車の窓から撮影したものだ。きっかけは2014年の夏、東京から車で故郷へ帰るまでの風景を記録したことだった。現像から上がった写真には、ずっと昔に見たような、どこか懐かしい光景が写っていた。それは幼いころ退屈を紛らわせるために車窓から眺めていた、記憶の中の情景そのものだった。(あとがきより)
あたかも彼のハイエースから景色を眺めているような気持ちにさせられ、作家の懐から見る風景は、唯一無二の輝きを放っている。
 
4,500円+税
2024年5月1
500部 
A4変型 
上製本
カラー
ページ数:96
作品点数:87点
編集:大田通貴 
装幀:柿沼充弘
 
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