2020年出版

 
白石ちえこ写真集
『鹿渡り』(品切れ)

冬の北海道、道東。
道東では、今まで感じたことのない大きな自然との一体感の中で、弱い光に包まれながら、私と鹿と自然が一本の道でつながっていくのだった。 (あとがきより一部抜粋) 「島影」から5年、待望の新作。 柔らかな光が紡ぐ澄み渡る世界。
 
著者名:白石ちえこ
書名:『鹿渡り』
発行年月日
第1刷:2020年10月5日 600部
第2刷:2021年1月20日 300部
第3刷:2021年11月7日 400部
価格:4,000円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本
総頁数:80
作品点数:59点
発行部数:600部
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
印刷:株式会社サンエムカラー
発行:蒼穹舎
 
白石ちえこ(しらいし・ちえこ)
神奈川県横須賀市生まれ。写真集に「サボテンとしっぽ」(冬青社)、共著に「海に沈んだ町」(小説・三崎亜記、朝日新聞出版)。「島影」(蒼穹舎)。個展、グループ展多数。
 
  ご注文はこちら
 

 
石川武志写真集
『NAKED CITY VARANASI』

輪廻転生の宿痾の業(カルマ)を断ち切り、新たな再生を願う人々がヴァラナシに押し寄せる。ヴァラナシの日常風景の中に埋め込まれた、様々な伝説や奇跡潭に、触れ、酔い、人々はシヴァ神の恩寵を希う。貧しき者も豊かな者も、孤独な者も大集団に紛れた者も、裸の者も荷物を沢山持った者も、シヴァ神は一人一人を愛でる。人々の瞳の中にシヴァ神が宿っている。 写真家は、彼らの瞳を、長い年月をかけて、撮った。 写真家石川武志に捧げる序文 より
 
著者名:石川武志
書名:『NAKED CITY VARANASI』
発行年月日:2020年8月20日
価格:6,000円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本
総頁数:114作品点数:95点
発行部数:600部
編集:大田通貴
装幀:原耕一 
印刷:株式会社サンエムカラー
発行:蒼穹舎
 
石川武志(いしかわ・たけし)
1950年愛媛県生まれ。1971~74年ユージン・スミスのアシスタントとして水俣を取材。1975年渡米、以後フリーランスとなる。シルクロード、アジアの祭りや民族、宗教、遺跡、インド、ハイチ、ブラジルなど取材多数。
 
ご注文はこちら
 

 
坂上行男写真集
『水のにおい』

「上毛かるたの一枚に「鶴舞う形の群馬県」とうたわれる その図形のくちばしに位置する邑楽郡明和町。 利根川と谷田川にはさまれる田園の町である。 ここに生まれ育ち、ここに生きている私にとって永い馴染みの景色は、 過剰な好意をもって私を迎えてくれるわけではないが 昨日も終えて今日もここにいてくれる」(あとがきより)
 
著者名:坂上行男
書名:『水のにおい』The Scent of Water
発行年月日:2020年6月29日
価格:4,000円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本
総頁数:76 作品点数:72点
発行部数:300部
編集:大田通貴
装幀:塚本明彦、赤川延美(タイプセッティング)
印刷:株式会社サンエムカラー
発行:蒼穹舎
 
坂上行男(さかうえ・ゆきお)
1951年群馬県生まれ。日本大学芸術学部中退。2016年まで営業写真館を経営。2017年に写真展「駅の時間」(リコーイメージングスクエア新宿)
 
ご注文はこちら
 



『私秋期 沢田聖子』(写真:尾上太一)

2011年、シンガーソングライター・沢田聖子と写真家・尾上太一によるライブと展示のコラボレーションから始まり、 2019年までの活動を収めた本書は、記録であると同時に歌と写真が辿ってきたひとつの旅のようですらある。
※取り扱いにつきましては、沢田聖子HP「沢田聖子 In My Room」、写真工房シリウス、蒼穹舎のみとなります。一般書店およびアマゾンでの販売は致しませんのでご了承ください。
 
写真:尾上太一
書名:『私秋期 沢田聖子』Shishuki Sawada Shoko
発行年月日:2020年5月25日
価格:5,500円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本
総頁数:64 作品点数:57点
発行部数:700部
編集:大田通貴
装幀:原耕一
印刷:株式会社サンエムカラー
発行:蒼穹舎
 
尾上太一(おのうえ・たいち)
1959年岡山市生まれ。日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻修了。 写真集に『北前船 鰊海道3000km』『島を愛す 桃岩荘/わが青春のユースホステル』『島医者 礼文町船泊診療所』(いずれも響文社)
 
ご注文はこちら
 

 
原隆志写真集
『ヤギと棘』

写真に言葉は不要。したたかな感覚によって生まれたイメージは理屈を寄せ付けない。 原隆志による初の写真集は写真が写真としてある、その姿勢が示されている。
「私にとって写真を再生させる場面は、地域や場所が何処であるかはそれほど重視しない。 何処であろうと私の波動に些細な揺さぶりを掛けてくる世界を最も大切にしている。」(あとがきより)
 
著者名:原隆志
書名:『ヤギと棘』Yagi to Toge
発行年月日:2020年5月22日
価格:3,800円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本
総頁数:104 作品点数:94点
発行部数:300部
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
印刷:株式会社サンエムカラー
発行:蒼穹舎
 
原隆志(はら・たかし)
1960年島根県安来市生まれ。1983年九州産業大学卒業。1993年写真家・植田正治に師事、Circle"U"参加。個展、グループ展多数。
 
ご注文はこちら
 



松谷友美写真集
『山の光』

西日本で撮影した写真を中心にした編まれた松谷友美2冊目の作品集は、曇天からさす光のあわいを綴っている。
「西の低い山々は町に近く、明るい緑におおわれていて晴れるときらきらまぶしいようでした。 山が山肌から出した手のひらに日の光をたくさん受け、それを町へまたなげるのが見えました。 晴れた日をうつくしいと思いました。」(あとがきより)
 
著者名:松谷友美
書名:『山の光』Yama no Hikari
発行年月日:2020年5月18日
価格:3,600円 +税
サイズ:B5変型
造本仕様:上製本
総頁数:56 作品点数:50点
発行部数:300部
編集:大田通貴
装幀:中村健
印刷:株式会社サンエムカラー
発行:蒼穹舎
 
松谷友美(まつたに・ともみ)
1984年埼玉県生まれ。現在、東京在住。
 
ご注文はこちら
 



小川康博写真集
『The Dreaming』(品切れ)

写真家は50歳を迎え、これまで撮り貯めたネガを見直した。そこには旅に明け暮れた日々の自分がいた。そして暗室の中でかつての自分と対話するようにプリントを見つめた。
「カメラ片手に旅に出るようになってから27年。27年? 神戸港から上海行きのフェリーに乗りこんだあの日からまだそんなに経っていない筈なのに。 まるで夢のようだな、と思う。夢ーあるいは本当にそうなのかもしれない」(あとがきより)
 
著者名:小川康博
書名:『The Dreaming』
発行年月日:2020年2月14日
価格:3,600円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:並製本
総頁数:104 作品点数:86点
発行部数:500部
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
印刷:株式会社サンエムカラー
発行:蒼穹舎
 
小川康博(おがわ・やすひろ)
1968年神奈川県生まれ。2000年『不確かな地図』にて太陽賞。2009年写真集『Slowly Down the River 往にし方の三峡をめぐる旅』 にて日本写真協会新人賞を受賞。他写真集に『島語り』、『Cascade』(以上、蒼穹舎)
www.ogawayasuhiro.com
 
 



岡本正史写真集
『TOKYO 1985』

「日頃ぼくが写真について強く思っている、リアリティに裏打ちされた写真は、いかに時を経ようと、どんな時代になっていようと、それを見る人の目に、 いまのこととして生々しく突き刺さってくるのだ。(略)岡本君の写真集「TOKYO 1985」には、それら本質的なベースにしかと裏打ちされた確かさがある。」(森山大道の寄稿より)
 
著者名:岡本正史
書名:『TOKYO 1985』
発行年月日:2020年1月16日
価格:3,200円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本
総頁数:72 作品点数:60点
発行部数:300部
編集:大田通貴
装幀:塚本明彦/赤川延美(タイプセッティング)
印刷:株式会社サンエムカラー
発行:蒼穹舎
 
岡本正史(おかもと・しょうし)
1962年東京都文京区生まれ。明治大学文学部卒業。東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。
 
ご注文はこちら
 

茂木玲子写真集
『魚河岸』

著者は前知識なく築地市場に入り、その活気ある光景に惹かれていった。 圧倒的な魚河岸の日常に躊躇いながらも、シャッターを押していった。 「黒・茶・赤錆がたまらなく愛おしい。薄明かりの人影、水反射に魅せられどれほど夢中になったことか」 (あとがきより)
 
著者名:茂木玲子
書名:『魚河岸』The Riverbank Fish Market
発行年月日:2020年1月16日
価格:3,200円 +税
サイズ:A4変型
造本仕様:上製本
総頁数:96 作品点数:90点
発行部数:300部
編集:大田通貴
装幀:塚本明彦/赤川延美(タイプセッティング)
印刷:株式会社サンエムカラー
発行:蒼穹舎
 
茂木玲子(もき・れいこ)
1954年山形県酒田市生まれ。一般社団法人二科会山形支部。第67回二科写真部入選。「森山大道写真展 酒田2018」企画・プロデュース
 
ご注文はこちら
 



原芳市写真集
『神息の音』

「神息(かみき)」は原の造語である。 2019年1月から5月に掛けてこの言葉の元で撮影し、そのフィルムから選ばれた27枚の写真。 残された時間を費やして完成をみて、原は2019年12月16日、永眠の床についた。 本作は文字通りの遺作であり、原芳市が最後に見つめた神のいる光景がある。 「悪くない人生だったよ。自分にそう言い聞かせることで、終焉時の安定を保つしかなかった」(あとがきより)。
 
著者名:原芳市
書名:『神息の音』Kamiki No Oto
発行年月日:2019年11月22日
価格:5,000円 +税
サイズ:A3変型
造本仕様:上製本
総頁数:68
作品点数:27点 発行部数:500部
編集:大田通貴
編集協力:東正通、千頭信介
プリント:和久六蔵
テキスト:高橋義隆
装幀:加藤勝也
印刷:株式会社サンエムカラー
発行:蒼穹舎
 
原芳市(はら・よしいち)
1948年東京生まれ。主な写真集に『風媒花』(私家版)、『ストリッパー図鑑』(でる舎)、『淑女録』(晩聲社)、『曼陀羅図鑑』(晩聲社)、 『現の闇』(蒼穹舎)、『光あるうちに』(蒼穹舎)、『常世の虫』(蒼穹舎)、『天使見た街』(PLACE M)、『エロスの刻印』(でる舎)、 『東北残像』(でる舎)。2019年12月16日没。
 
ご注文はこちら
 

 copyright;蒼穹舎  
このウェブサイト内の画像、テキストを許可なく複製・転載することを禁じます。

 
 
 
tel 03-3358-3974
蒼穹舎刊行書籍
直販は送料無料
 
13:00-19:00
休み 年末年始
2023年は12/24まで
2024年は1/6から


〒160-0022
東京都新宿区新宿1-3-5
新進ビル3F